大掃除
大掃除のルーツは「煤払い(すすはらい)」と言われ、昔は家の中に囲炉裏やかまどがあり、家の中が煤だらけになったので、煤を払うことが掃除をすることの象徴でもありました。また、払うという言葉には、清めるという意味があります。煤払いというのは単なる掃除ではなく、新年を迎えるための神聖な清めの行事です。大掃除をするといいことがたくさんあります。皆さんにこの特設ページを見て、大掃除の楽しさを知ってもらえたらうれしいです!
掃除嫌いな人のために
皆さんの中にも掃除が苦手な方もいると思います。ですが掃除には、たくさんの魅力があります!一番大事なことは、掃除を毎日の習慣にすることです。はじめはつらくてもとにかく継続してみてください。空いている時間に数分でもいいので、身の回りを掃除してみてください!するとすがすがしい気分になります。
1.豆知識💡
・鏡や窓の垢は、新聞紙を使って拭くとピカピカになる。
・排水溝のヌメヌメをとるには、重曹とお酢を使う。
・狭い隙間の掃除方法はハンガーにタイツをかぶせる。
・レンジ掃除は、ミカンの皮を500wで2分間加熱し、蒸気で汚れが浮かし皮で汚れをこする。
・水回りは、クエン酸水を使ってこする。
2.手作り掃除道具
・マンゴーカットスポンジ
①スポンジを用意します
②掃除する隙間に合わせて、マンゴーのようにカットします。完成!
・隙間用掃除グッズ(わりばし、綿棒、輪ゴム)
①わりばし、綿棒、輪ゴムを用意します。
②わりばしの先を開いて、開いたわりばしの間に綿棒を挟みます。
③挟んだ部分を輪ゴムで固定します。完成!
・ミトン型古布雑巾
①手の大きさの布(2倍の長さ)を2枚と針と糸を用意します。
②布を二つ折りにして両側を縫います。
③親指とその他の指との境界部分を四角に縫います。
④親指とその他の指との境目を縫います。完成!
ごみの分別とSDGs
・SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」
私たちは日常生活の中で様々なものを消費します。その中でも、世界で生産されている食用の農水産物のうち三分の一は消費されることなく廃棄されています。これは、世界中での問題として取り上げられています。廃棄物の問題は現在そして将来的に多くの天然資源を浪費し、多くの廃棄物を発生させることになります。そして、天然資源の枯渇や廃棄物処理が困難になる可能性が持続的開発を拒むようになりかねないことから国連で採択されたSDGsの目標12に掲げる「つくる責任 つかう責任」の内容を取り入れ、世界中で議論されています。
・私たちにできる事
1.マイバック・マイボトルを持参する。-プラスチックごみによる海洋汚染が国際的にも注目されています。日本でもプラスチック製品の使用削減のため、2020年からレジ袋が有料化されました。
2.食べ残しをせずにあまり食材を活用するー日本の食品ロスは年間で、600万トン以上あると言われています。まずは、無駄のないように買い物をしましょう。
3.持続可能な製品を購入するー価格や品質などを、チェックするだけでなく「持続可能かどうかを」とい うことにも着目して製品を選ぶようにしましょう。
.掃除を手早く終わらせる方法
1.時間をかけすぎない。一か所にどれだけ時間をかけたかよりも、何か所きれいにできるかを考えたほうが満足度が高まります。
2.場所と時間の計画を立てる。ほどほどで見切りをつけるためにも時間配分を決めて進めましょう。
3.掃除の前に捨てるものを整理。片づけたり移動させたものが結局はいらないものだったとき時間がもったいないです。まずは、いらないものから処分しましょう。
4.掃除道具は前もってフル装備。せっかくやる気満々で始めたのに道具がないとやる気が下がったりするのは残念です。事前準備をしておきましょう。
5.きれいになった部屋に、お洒落な小物を置くと、気分が上がりますよ。