商品開発の経緯


取り組みの趣旨

本校は、平成24年度に、宮城県石巻市で起こった東日本大震災による被害・復興について学習を行ってきました。この度、宮城県と広島県の企業と連携を行い、地域とのつながりを深め、新たに平和の視点を取り入れた商品を開発し、販売活動を行いたいと考えました。そうすることにより、私たち生徒の職業認識や平和に対する意識を高め、商品開発に関する知識と技術の習得、顧客満足を実現させる能力と態度を育てていけると考えました。

 

・企業と連帯し商品開発を行う

宮城県と広島県の特産物を使用し商品開発を行う。宮城県の辛子明太子(マルイチ高橋商店)と広島県のねりもの(坂井屋)と協力し、商品開発を行う。

 

2017年

9月:生徒で情報交換・企業との折衝の開始

(有限会社 坂井屋様・株式会社 マルイチ高橋商店様)

10月:企画コースの生徒全体で商品企画を考え、「ねりたこ明太」と「折り鶴かまぼこ」に決まる

11月:坂井屋に訪問、二つの商品が実現可能かどうかを企業と話し合い、これからの商品開発のコンセプトを話し合った

               <訪問時の様子>

  


 

018年

3月:試作品が完成(たらこを使用した商品)

折り鶴かまぼこ

            (ねりもの・チーズ)           (ねりもの・明太子)

  

4月:試食

生徒で話し合い、商品に足りないところや、良いところをまとめる

良かった点   

  ・食べやすいサイズでいい

  ・お土産に適している

改善点

  ・味を濃くすることは可能か

  ・凹凸をはっきりさせることは可能か

  ・密封したときにチーズがもれないようにすることは可能か

             <意見交換の様子>           <改善点検討の様子>

  

5月:企業訪問

      試作品の感想を企業に報告し、改善点を話し合った

      試作品第二段完成

7月:マルイチ高橋商店に訪問し、実際に試食品三種類(ねりたこ味・辛子明太子味・チーズ味)を試食していただき、それぞれ感想をいただいた。

              <試食をしている様子>                      <生徒が商品の説明している様子>

    

8月:商品名を生徒で話し合い決定した


 

11月:商品の辛子明太子味をぴりから味に変更した


           商品パッケージのデザインが決定した

           ドットコムで販売(折り鶴かまぼこ 商品開発)

12月:ピースデパート販売(折り鶴かまぼこ 商品開発)

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